コンブチャって聞いたことはありますか?
日本で一般的に飲まれている「昆布茶」を連想される方もいるかもしれませんが、全くの別物です。もちろん昆布も入っていません。欧米ではスーパーフードとして人気となり、日本でも話題のコンブチャについて解説していきます。
コンブチャとは、お茶を発酵させた植物性の発酵ドリンクです。話題になったのは最近ですが、実は1970年代に”紅茶キノコ”という名前で日本でもブームになったという歴史がありました。コンブチャの起源は中国あたり(曖昧ですが…ww) 。その後にロシアや東ヨーロッパに伝わったとされています。紅茶にスコビーと言われる菌種と砂糖を加え、発酵させて作ります。発酵ドリンクなので、今話題の腸活に良いという点が着目され、ここ数年で海外を皮切りに日本でもまた注目度が高くなりました。ブームに火をつけたのは、海外セレブたち!!ロサンゼルスやハワイなどでヘルシー志向が高い方が多くそのインフルエンサーたちから浸透していき一気に広まりました。欧米のスーパーでは色々な種類のコンブチャを見つけることができます。フレーバーも色々あり、微炭酸でおいしく飲めますよ!
一部のファンはコンブチャを万能薬として頼っているようです。体内の炎症を減らすばかりか、がんやアレルギーなどの病気も防ぐと言うけれど、それは本当?
実はコンブチャが健康に良いことはまだ実証されていません、善玉菌が入っていることは分かっていますが、その量や種類については未だ不明なことが多く解明されていないようです。
コンブチャダイエットや、コンブチャデトックスなど、コンブチャによるダイエット効果を謳っているアイテムもありますが、コンブチャそのものにダイエット効果があるわけではないことを理解する必要があります。その上で期待できる効果の一つは、腸内環境を整える働きです。コンブチャは発酵食品で善玉菌が含まれているとされているので、その他の発酵食品のように腸内で良い働きをしてくれることが期待できます。便秘気味の方は、便秘解消効果が期待できるかもしれません。また、コンブチャは抗酸化作用もあるとされています。ダイエット目的でコンブチャを飲んでおけば痩せる!というものではありませんが、スーパーフードの一種として、摂取し日常生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか。